心理カウンセラー 心野花 ブログ 

HSP&HSC家族は深い青色だーー!

思春期男子の大爆発の対応について

愛ある皆様、本日もブログまでお越しいただき

ありがとうございます。

感謝ー!

 

 

怖くて動けなくなってしまっている方を

1秒でも早く1gでも軽く

気持ちを楽にしてあげたい!

そんな気持ちでカウンセラー活動をしている

心野 花です。<傾聴系愛深型WMC>

 

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今日のブログのお話は

私が先日体験した実息子思春期男子(17)の爆発の体験から

育児はやっぱり傾聴ありき

だな、というお話です。

 

我が家の息子(17)が先日 大爆発をしました。

彼は今受験生なのですが、

夏までは部活もまだ頑張っています。

吹奏楽部です。

 

もともと人付き合いが上手で

コミュ力が高い息子なので、

誰からも好かれ、先生方からも頼られてしまうキャラなんですね。

そんな彼が珍しく大暴れしたのです。

 

 

この日は 部活の後、用事があったので

私が高校までめずらしく息子を迎えに行ったのです。

 

しかし待ち合わせの時刻が20分過ぎても

息子が来ない。

これは 何かあったな、と不穏な空気を感じた次の瞬間。

怒り狂った息子が車に乗り込んできて

言いました。

「次の用事はいけない、イライラして止まらない

 このままだと ダメだから どこかの公園におろして」と。

 

 

でも イライラが止まらず、

車の中で大爆発しました。

 

 

車の窓をガンガン殴る

車の備品を投げつける

自分のカバンの中の楽譜をびりびり破って投げる

 

 

そして、

「くっそー こ〇すぞ!こらぁ!」

「し〇! お前は人間じゃねえのかよ!」

 

などと、大暴言。

 

 

 

私はどうしてたかと言うと、

静かに前をみて運転していました。

 

 

 

正直私だって怖かった。

私に対して暴力をふるうとは思わなかったけど、

息子がこんなに 暴れるのは生まれて初めてだったから。

それに 密閉された車の中。

 

さすがの車だって、こんなに暴れる17歳の

力に負けて、車の窓が割れるんじゃないか?とも思いました。

 

 

 

そして、大爆発が収まったのち、息子は

ぼそぼそと言い始めました。

 

「生きるって こんな感じなん?」

「こんなに つらいん?」

「俺が適応力なさするん?」

「もう だめだ」

「誰かを傷つけそうだ」

「ああ し〇たい」

 

 

 

母親として、胸が壊れそうでした。

自分の息子が 人を傷つけそうだとか、

し〇たいとか 言っているんです。

息子にすぐに 言いたい事は沢山ありました。

 

でも、車の中で私ができる事といったら、

ただ彼の言葉を聞くこと、

反論せず、意見せず聞くこと。

彼の気持ちを 否定しないこと。

安全に彼の気持ちを吐き出させること。

何が起きたのか?こちらからは聞かないこと。

それだけでした。

 

 

 

家に到着したのちも、

車から降りず 

「ここにしばらくいる」という言葉を受けて

私だけ家に戻りました。

 

その時の私の気持ち、想像してみてください。

・息子がこのまま 車で自〇したりしないかな?

・車からどこかへ行ってしまわないかな?

 

怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて

水ものどを通りませんでした。

 

 

 

待つこと1時間半。

車から降りて、息子は 部屋に閉じこもりました。

 

とりあえず

私がホッとした事は言うまでもありません。

 

 

その頃に ツイートしたのでした。

 

 

 

風呂も入らず 食事もとらず

荒れた気持ちのまま

息子の気持ちを思うと、

HSPな私は 彼の気持ちを丸っと背負ってしまい、

私自身も一晩眠れませんでした。

 

 

翌朝。

起きてこない息子。

 

いつもなら、

朝の6時半から夜の8時まで 部活に没頭している息子が

起きてこないのです。

 

 

やはり そうっとしておくしか、ありません。

 

 

 

 

そうして いろんな母の気持ちを押し殺して

朝も待つこと3時間。

息子が起きてきました。

 

 

 

「おはよう」と言う息子。

ただそれだけで、胸が熱くなりました。

 

 

 

やっぱり 息子は私の息子だと、そう思いました。

 

 

まだまだ 微妙な表情を浮かべていた息子でしたが、

家族に気を使ってか?

「朝ごはんたべるよ」

「あ~たまには 家族と一緒にいるっていいね」

「今日は 久しぶりに沢山 寝たな」

「午後から家族でポップコーン食べながら映画見ない?」

と。

 

 

一晩の時間をかけて

息子(17)は あれだけ荒れ狂っていた気持ちを

どんな風に消化したのでしょうか?

そう思うと、人の生きる力を

信じることの大切さを、息子から教わったんだなって

思いました。

 

 

あの時

息子に「どうしたの?」と問いただしたりしなくてよかった。

息子に「ああしろ、こうしろ」と言わなくてよかった。

 

息子は一人の力で 自分の問題を解決する力があるんだ!

と、私自身に言い聞かせる事ができる

良い機会だったのだと、そう思います。

 

 

 

明日はどうなるか?はわかりません。

それは みんな一緒ですね。

日々 いろんなことが起こります。

泣いたり、怒ったり、悲しんだり、それでも笑ったり。

 

 

 

そんな日々の連続だという事。

それが当たり前なのだという事。

今更ながら 感じます。

 

17年間育児をしていますが、

たった1日で こんなにいろいろ考えさせられる日も

あるのだなぁ~って 感じました。

 

 

この件については

今日はこのあたりで書き終えたいと思います。

もっと 他の事でも考えるところのあった今回の事件(?)

その事はまと後日に書きたいと思います。

 

起こる事は、私たちが何かを得るチャンス。ですね。

 

 

 

 

 

荒れる息子を迎えに行く前に

見た 日本海に沈む夕日です。

私たちに何が起こるかわからない日常でも

地球は回っているし、いつもように

太陽は沈む。

 

 

 

それではまた。

心野花でした。