心理カウンセラー 心野花 ブログ 

HSP&HSC家族は深い青色だーー!

それは誰の問題なのかな、と見守ってみる。

「家族愛」を背負って47年

傾聴系愛深型WMC

(ワーキングマザーカウンセラー)の花です。

本日も さらり~と 読んでいってくださいませ。

 

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今日は 感受性が豊かなあなたに

聞いて欲しいブログです。

(ブログなのに、聞いて欲しいって、、、私 笑)

 

 

 

私をはじめ、感受性が豊かなあなたは、

きっと、周りに人の感情も敏感に受け取ってしまいますよね。

例えば

会社員のあなたは、

先輩や上司 後輩が暗い顔をしていたり、

イライラしていたら

その事がすぐわかってしまいますよね。

 

だから、相手に声をかけたり、

自分が失敗することで、相手を上げたりして、

自分の気持ちは脇に置いて、

相手のご機嫌を取ってしまっているんじゃないかな?

 

 

学生のあなただったら、

先生がイライラしていること、

すぐわかっちゃうから、

授業中に先生が 誰かを指名して、

生徒が答えられないと、

ドキマギしちゃいませんか?

なんなら

嫌だけど、自分から手をあげて、答えたり。

正解をしっかり出すために、前日の予習をがんばったり

していませんか?

 

 

こんなふうに、感受性が豊かなあまり

自分を犠牲にしてしまうのですよね。

 

よくわかります。

あなたのその気持ち。

 

ありがとう。

 

会社のみんなも、

クラスのみんなも、

そんなあなたの行動に感謝しているんです。

 

口に出しては言わないけど。

(いや 言えよ!って

心で突っ込んで良いですよ)

 

 

 

先日 私もこんな事がありました。

我が家の息子(17)が 夜中に私の寝室へ

やってきました。

そして、

めずらしく 暗い声で言いました。

『もう、ダメだ 楽になりたいよ。。。』

そして泣きました。

 

 

いつも 勉強はできなくても

ポジティブで ムードメーカーの息子。

そんな事を家で言うのはとても珍しかったのです。

 

 

でもね、私は知っています。

息子が日頃努力して周りとコミュニケーションをとっていること。

先生や同級生や部活の仲間の間を

息子がとっていること。

 

嫌な役回りをすべて引き受けていること。

そんな息子をみんなが 頼っていること(先生含め)。

 

それが彼の役割だという事を

私は知っているので、

彼の

「楽になりたい」という言葉は、深く響きました。

 

 

私自身も彼の落ち込みに

引っ張られるように、気持ちが落ち込みます。

 

感受性豊かな親子なんですよね(苦笑)

 

 

でもここで必要なのは

心理学用語で言うと、

・問題の分離

これは誰の問題なのか?という事。

 

私視点で言うと、

これは息子がより成長するための試練であり、

私が落ち込むことではないといういう事。

 

 

息子の視点で言うと、

「すべて俺が解決すべき」という視点の見方を変えて、

今起きている問題は、自分のためかもしれないけど、

他の誰かのためにもなるための問題なのかもしれない。と

思うことが

大切なのでは?と私は思います。

 

 

 

一緒に 落ちこむのは簡単です。

一緒に 落ちこんで共感するのも大切です。

 

でもその先、

もう一歩 先に目を向けて

 

これは息子が「問題の分離」を意識して、

抱え込む事を手放し

頼ることを学べるチャンスだと 思えるまで、

 

母親の私は見守るべきだと

思うのです。

苦しいし、悲しいけどね。

 

 

「楽になりたい」なんて言われると、

最悪の事も想像したりもします。

でもね、そこは 息子を信じる力が必要ですね。

 

 

 

見守る

見守る

見守る

 

 

ちょっとだけ お金をかけて

私の気持ちと息子の気持ちをごまかす

調味料を加えながら。

 

 

 

 

 

 

息子が欲しがっていた

コーヒーミルを買ってあげて、

机の上に置いておきました。

少しだけテンション上がれば、

良いなという親心含む。

 

 

 

2.3日経った後、

息子は「大丈夫 少し立ち直った、いいこともあるね」と。

 

 

 

 

 

 

感受性豊かな皆様

どうぞ、あなたばかり背負わず

「問題の分離」を意識してみてください。

 

 

それはあなたの問題かな?

あなたが助けないと、

それはダメになるのかな?

 

大丈夫

信じて。

みんな力があります。

 

あなたにも、

周りの人にも。

 

 

 

今日はこのあたりで失礼します。

それでは、また。

 

 

心野花でした。