心理カウンセラー 心野花 ブログ 

HSP&HSC家族は深い青色だーー!

チルドレンをやりなおしましょう!許せない自分を許しましょう!

苦しくて泣きたいのに泣けない。

「私の話を誰か聞いてーーー!」

そう思っているあなたの心を楽にしてあげたい。

1秒でも早く1gでも軽く。

その気持ちでカウンセラー活動しています。

傾聴系愛深型WMC(ワーキングマザー18年のカウンセラー)の心野花です。

 

タイトル

■おしらせ■

11月のカウンセリング受付中です。

MAILカウンセリング残2名

ZOOM カウンセリング残1名

こちらからお申込みいただけます。

 
今日ココロノマルシェに回答する記事です。
同じように悩んでいる方(私も含め)も多いかなと思い回答させていただきました。
 
◇プチ説明◇
ココロノマルシェとは私の心理学の師匠である根本裕幸が主宰。
お弟子のカウンセラーたちが無料で相談者のお悩みにお答えする暖かい場所です。

 

 

いただいたお悩み原文 

はじめまして。
寄せられた相談や回答がとても参考になることが多く、いつも読ませていただいております。

40代既婚女性です。子供はいません。
昔から子供、特に男の子が苦手で、同じく子供を望まない夫と結婚して今に至ります。

とにかく幼稚園〜小学生くらいの年頃の子供、特にやんちゃな男の子が苦手です。
マンション内、ショッピングモール、公共交通機関などで、ぐずっていたり走り回っていたり大声を出していたりする子供に遭遇すると、異常なくらいイライラしてしまうのです。
特に親の躾が悪いというわけではなく、子供ならあれくらいは仕方ないよね、というレベルですら、殴り倒してやりたいくらいの激しい怒りを覚え、いつもグッと堪えています。

子供の頃は両親と5つ下の弟という家族構成でした。
虐待やネグレクトはありませんでしたが、親として家庭を営むという能力が著しく低い両親で、長女としていつもそのしわ寄せを引き受けてきました。典型的なアダルトチルドレンです。この辺りは根本先生やお弟子さんの皆様の記事をもとに、ノートに感情を書き留めるなどのセルフカウセリングを続けているところです。

その作業を続けるうちに、「弟のせいで私は大事にされなかった」という感情があることに気づきました。

5つ下の弟は一応知能や発達に異常はなかったようですが、とにかくじっとしていられない、手のつけられないやんちゃな子供でした。
ただでさえ能力の低い親です。
手を焼き、時には腫れ物を触るような態度で接していました。我慢役は当然私です。

大事な本を破られても「弟なんだから許してあげなさい」
遊びに連れて行ってほしくても「弟が小さいから我慢しなさい」
カッとなってやり返せば「お姉ちゃんでしょう。弟に優しくしなさい」

弟にまつわる理不尽な経験は、挙げればキリがありません。
当時の記憶を思い出し、そっと寄り添ってあげるワークをしていますが、他の過去の辛さは癒せても、弟に関してだけはうまく行きません。

そんな記憶があるものですから、街中の見ず知らずの男の子ですら、あの頃の弟に近い要素を持っていることが分かると自動的に「私を悲しませる存在」「私から大切なものを奪う存在」と認識してしまい、イラっとしてしまうのだと考えています。

レストランで隣のおばちゃんたちが大声で話していても全く気にならず、遠く離れた家族連れの席から聞こえてくる子供のぐずり声を敏感にキャッチしてまで怒りを感じている私は異常だと思います。

今更子供を好きになりたいなどとは望んでいません。
ただ、やんちゃな子供を見かけても、気にせず流せるようになりたいです。レストランやショッピングモールのような家族連れの多い場所でも、気にせずリラックスして過ごせるようになりたいです。それだけが願いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

YAさんよりの相談原文
 
 
ここから、心野花の返答となります。
 
YAさん、はじめまして心野花と申します。
40代後半、二人子持ちのワーキングマザーカウンセラーです。
 
まずは、YAさんがココロノマルシェへ勇気をだして投稿してくださったことへ感謝いたします。
そして、つぎに謝罪。
きっと勇気を出してご自身の心の中を、公の場に出していただいたことでしょう。
なのに、お返事までに時間がかかってしまったこと、お許しくださいね。
1人できっと悶々とした日々を過ごしていたことだと思います。
 
さて本題に入りたいと思います。
私はYAさんの聡明さにご相談文を読んでまず胸をうたれました。
 
>ノートに感情を書き留めるなどのセルフカウセリングを続けているところです
 
根本氏のブログを読んだり、お弟子ブログを読んでいただいたり。
YAさんがご自身で沢山学び、沢山努力されていることに私は大拍手です。
そして、その悩みの原因が幼い頃の家庭のせいであろうことも、YAさんはすでに自覚されている。
YAさん、すごいです!
(私なんてここに行きつくまでに何年かかったことか・・・汗)
 
 
私もご相談文を何度も何度も読み返しました。
そしてYAさんのお悩みの種はやはり小さい頃の家庭環境であること。
さらに、今も続くYAさんの悩みは弟さんに対するイライラの未解消であること。
これではないかな?と、私もYAさんと同意見であります。
 
YAさんの望みはこうでしたね?
 
>今更子供を好きになりたいなどとは望んでいません。
ただ、やんちゃな子供を見かけても、気にせず流せるようになりたいです。レストランやショッピングモールのような家族連れの多い場所でも、気にせずリラックスして過ごせるようになりたいです。それだけが願いです
 
 
私はこの言葉の中でこの部分がとても印象的でした。
「それだけが願いです。」
 
 ここです。
 
私は喉がぐぅーっと熱くなって涙がじわっと出てきたんです。
そしてパソコンの画面越しに、YAさんに向けてこうつぶやいてしまいました。
「え?それだけでいいの?なんて優しいんだYAさん」
 
 
私だったらこんな風に思っちゃうかもなんです。
・弟に仕返しをしたい!
・大人になった今、あの時のことを親に言いたい!
・過去の苦しみの代わりに今の私は最高に幸せになりたい!
 
 
でもYAさんは違うのです、ただ、ただ・・・。
家族が多い場所でも子供たちを気にせずに過ごしたいだけ。
 
どれだけYAさんが優しさのかたまりであるか?愛の人であるか?
YAさん自身がわかっていらっしゃるか?私はお聞きしたいところです。
 
「え?でも私こうだよ?」
>殴り倒してやりたいくらいの激しい怒りを覚え、いつもグッと堪えています。
 
YAさんはそうおっしゃいます。
でも結果いつもグッと堪えていらっしゃるのです。
つまり、それは小さい頃からのYAさんのスタイルだからです。
 
良きお姉ちゃんとして、グッと堪えていたんですよね。
よくがんばって来ましたね。
お母さんやお父さんの代わりに、弟を丁寧にさとしたこともあったでしょう。
お母さんやお父さんがご機嫌でいられるように、弟さんを指導してきたことでしょう。
お母さんやお父さんが疲れないように、お父さんがいい子でいるように手をかけてきたことでしょう。
すべてYAさんの頑張りであり才能ですよね。
 
 
幼いYAさんは本当はみんなに甘えたかったのに。
それを隠して、押し殺して、見ないふりして頑張ってきたんですもの。
どれだけ家族に差し出すYAさんの愛の深かったことか!
 
よしよし。
YAさんは本当に頑張ったよ、良い子だよ、ハグハグ!ぎゅう!!
 
 
 
 
 
YAさんもし私が今あなたに質問できるとしたら、こんなことをお聞きしたいです。
「今、お父さんとお母さん弟さんは今どうしているの?」
 
 
私はYAさんがこうやって一人ノートに書きだしてワークをしているのに、まだやんちゃな子どもたちをイライラしている自分を責めているように思います。
「どうして私はまだ許せないの?」
「ワークもして、根本さんのブログも読んでいるのに」
「やっぱり私は心底ダメなやつなんじゃない?」
そんな風にせめてしまっていないか?私は心配しています。
 
 
ここから私の個人的な意見を書きますね。
もし気にYAさんの気にさわってしまったらごめんなさい。
そうなったら、素敵なカウンセラーが沢山いるので、別の意見をYAさんは是非とりいれてくださいね。
 
YAさんがご自身の願いをかなえるためにすべきこと。
それはまずYAさんがYAさん自身をゆるすことかな?って思います。
どんな風に許すか?
それはお父さんとお母さん、お父さんにYAさんの気持ちを暴言でもいいから、ぶつけること。
家族に気持ちをぶつける許可をYAさんがYAさん自身に許すことです。
 
 
「今、お父さんとお母さん弟さんは今どうしているの?」
私はそれをYAさんにお聞きしたいと言ったのは、ぶつける相手が今どうしているのか?
知りたかったからです。
 
 
でも、直接ぶつけるのは難しいですよね。
喧嘩になるのも嫌だし、今更どんな顔で言ったらいいのか・・。
そんな風に思うかもしれません。
 
そんな時は、ぜひカウンセラーも使ってください。
一緒に暴言を吐きましょうよ!
小さかったYAさんが思っていた気持ちを大声で体の外に出しましょうよ!
ノートに書いて、さらに声もだして、床で転がりながら叫びましょう!
 
 
>典型的なアダルトチルドレンです。
そうおっしゃっていましたね。
ならば、YAさんのアダルトとチルドレンを分けてあげましょう。
チルドレンをやりなおしましょう。
 
激しい怒りの奥には沢山のYAさんの感情がかくれています。
「え?こんなに?」と思うほど隠れていると私は思うのです。
YAさんが持つ愛の大きさと比例するほどの沢山の感情です。
 
だから子どもが床に転がって喚き散らすほどの行動で、YAさんもその感情を出してあげましょう。
1人でおうちにいるとき、窓を閉めきって「ワーワー!」とわめいてみてください。
「もっと私の話も聞いてほしいよー!」
「私のわがままも笑って聞いてほしいよー!」
「私も弟みたいに暴れたいんだよーー!」
「やだやだやだやだやだーーー!ダンダンダンダン!(地面を踏みしめる音)」
 
転がって暴れる許可をご自身に出してあげてほしいです。
 
 
私はYAさんにそうお伝えしたいと思います。
 
大丈夫です。
ココロノマルシェへ相談してくださったから、ここからまた動き出します。
YAさんの中の頑張ってきた大きな愛を持つ小さな体のチルドレンはここからまた笑顔にもどれます。
だってYAさんだもの!
 
遠くから応援しています。
同じくアドルトチルドレンだった心野花より。
 
 

cocoronohana.hatenablog.com

 

カウンセリングを受けることに躊躇されているあなたのために、こちらもご用意しています。

cocoronohana.hatenablog.com

無料となっています、安心してお入りください。

 

 

 

今日はココロノマルシェへの投稿でした。

いつもブログに遊びに来てくれるあなたも最後までよんでくださってありがとうございました。

 

なにはともあれ、みんな今日も頑張ったね。

よしよし。

ナデナデ。

 

それでは、また明日。

心野花でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

カウンセラー心野花って?
⇒Twitterはこちらから(普段の花節)

⇒Facebookはこちらから(カウンセラー花節)

⇒Instagramはこちらから(本が好きな花節)

⇒お友達lineはこちら↓

 (酔っ払い花節?!)

お得な配信も

lineではさせて頂きます♪